笑うジジイの文筆

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怖い実話2【通り抜ける女】

ワシが見聞きしたり実際に体験した「怖い話」その2じゃ。今回はワシが体験した話である。
お化けや怖い話に弱い方は読み進まないようにねっ!

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この話はワシが高校生の時の話じゃ。

当時ワシの家族はアパートの2階に住んでおった。
あれは忘れもしない8月15日の夜。あまりの暑さに玄関を開け放ち、風呂場のドアも開けっ放しのままワシは風呂に入ろうとしていた。

湯につかろうと玄関方向に顔を向けたまま片足を湯船につけた、そのとき!
目の前を人影が通り抜けた。

身長150cm程、年の頃なら20歳前後、ほっそりとした身体に白いワンピースに身を着たおかっぱ頭で目鼻立ちがはっきりている女性が玄関から真っすぐ前を向いたままワシの目の前を通り抜けた。

玄関から真っすぐ行った先はワシの部屋なのじゃが、部屋の前に大きなタンスが置いてあり部屋への入り口をほとんどふさいでしまっておるため立ち止まって狭い隙間に身体をすべり込ませて入らなければならない。しかし彼女はまったく足を止めずに真っすぐワシの部屋に入っていったのじゃ!。
生まれて初めて霊なのか何なのかよく分からない人影?を見たワシは湯船に片足突っ込んだままその場で凍り付いてしまった。

数分後に恐怖の呪縛が解け、おそるおそる自分の部屋を覗いてみると、そこには人影はなかった。しかし、閉めておいたはずの網戸が両側に開かれておった。そこは2階、しかもベランダはない。網戸を開けて外に出れば、階下の駐車場に落ちてしまう。

彼女は、玄関から入りタンスを通り抜け網戸を開き空中へと足を踏み出して、ひたすら真っすぐに歩いていったのだろうか?

数十年前の出来事なのに、今でも通りぬけた彼女の美しい横顔がはっきりと思い出せる。この話には後日談があってのう、それは。。。次回のお楽しみじゃ!

話を思い切り引っ張ってしもうたわい、わっはっは!

 

2015/08/13

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