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お笑い実話

【実話】まるで…(瀬古さん最高! 2)

第50回青梅マラソ30㎞のスタート風景その2である。

スタートして5分過ぎ瀬古利彦さんもいうことがなくなってきたようじゃ。しかし、最後尾に近いワシ達はまだスタート地点がよく見えないくらい離れておる。

「え、ここで半分?、まだまだ沢山ランナーがいるじゃない、うわーいっぱいいるなぁ!」
瀬古さんは常にトップで走り出しているので、ワシ達一般ランナーの状況など知らなかったのであろう(あせ)。

ワシが通りすぎる10分すぎぐらいになると、さらに言うことがなくなってきたようで変なことまで言い出した。

「なんだ、この辺りは男性ばっかりだなぁ。女性ランナーはいなの?
お、いたいた、かわいいじゃない!!、いいねえー、今の時代は若い女性ランナーがたくさんいて!!、わっはっは!」

しまいには一緒に見送っているQちゃんまで話が及ぶ。
「みんな、Qちゃん(高橋尚子さん)の名前ばっかり呼ばないで、瀬古!って呼んでよぉ~!」

まるで飲み屋で騒ぐそこら辺のオッサンである(笑)

瀬古さんが選手だった当時、ライバルの宗兄弟などは何を考えているか分からない不気味な存在に見えたとのことじゃが、実はS&Bの監督からミステリアスな雰囲気を出すためにマスコミに対して不必要なトークを禁止されていたとのこと。
確かにヲヤジ丸出しの喋りじゃ、そんな指令があったのも当然だなあと笑いをかみ殺しながらスタートラインを超えていったのでありました。

もう瀬古さんったら最高!(^◇^;)

※写真はランナーを送り出す瀬古さんと高橋尚子・Qちゃん

注)瀬古さんのトークは記憶で書いているので、実際のものとは異なっている部分があると思うのじゃ、ご了承くだされ。
 

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