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怖い実話4【エレベーターに乗る女】

サマースペシャル・怖い実話特集その4、いちおう最終回じゃ。
今回もワシが体験した実際にあった話じゃ。怖い話は弱いという方は読み進まないでね(^^;

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これはワシの会社で起きたことじゃ。

ある日の午後3時頃、若い後輩と2人で打ち合わせが終わりロビーから事務室に戻るためにエレベーターに向かった。

二人で打ち合わせの話しながらエレベーターの前に来たときワシの目前をふっと女性が横切った。背丈は150cmくらい、肩までのソバージュのヘアの彼女は小太りというか、がっしりした感じの中年女性であった。会社の制服の上着を着た彼女は長めのフレアスカートをなびかせ、彼女は2基あるうちの今ドアが開いた右側のエレベーターに飛び込んだ。我々が続こうと思ったら、彼女の乗ったエレベーターはドアを閉まってしまった。

なんだよぉ~随分冷たいなあ、と思いながらエレベーターのコールボタンを押そうとしたところで彼女が乗ったエレベーターはそのまま1階で止まっておることに気付いた。そしてなぜか一緒にいた後輩は彼女が乗らなかった左側のエレベーター前で到着を待っておる。

?????と頭の中に疑問符をっぱい並べながらコールボタンを押したところ…、彼女が乗ったはずのエレベーターのドアが開き、中には誰もいなかったのじゃ。目の前を女性が通ったのは気のせいなのか?と思い同行の彼に尋ねてみた。

「あのさあ、さっきのこのエレベーターに人が乗った気がしたんだけども、それってワシの気のせいかなぁ???」
「あ、先に乗った女の人でしょ!?彼女が右側のエレベーターに乗ってドア閉めちゃったから左側のエレベーター前で待っていたんすよぉ。」

まさか?と思いワシはその女性の特徴を確かめてみることにしたのじゃ。
「あ、やっぱり見たんだ!!。で、どんな人だった?」
「顔は見えなかったけど、会社の上着を着たパートさんのような女性で肩までの髪に長いフレアスカート履いていましたよ…」

そのまま二人で顔を見つめ合ったまま身動きが取れなかった。。。

それからしばらくは、エレベーターを呼ぶと必ず右側ばかりやって来るようになって
しまったのじゃよ(ひやあせ)

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この話にも後日談がありますのでご希望があれば書きますぞ(^◇^;)

 

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